人間は誰でも
比肩以下の10個の
通変星を持っています。この
通変星を持つバランスによって、その人の個性があらわれてきます。どの星が良い、どの星が悪いという見方はできません。命式にあらわれない
通変星があっても、そういう
通変星はその人に欠けているのではなく、潜在的に必ず持っていて命式にあらわれていないだけです。
四柱推命では、他の
通変星との関係を正確にキャッチすることを重要視しています。たとえば、生日地支の配偶者の位置に
正官または
正財という
通変星を持つ女性は、幸福な結婚に恵まれると言われています。しかし、女性の生日地支に
正官または
正財があるという理由だけで、その女性の結婚生活が幸福であると判断するのはよくありません。他の
通変星との関係を検討してからでないと、本当の吉凶は断定できません。