相尅(そうこく)とは、
五行が各々他の
五行に対立して働きかける、または、制御することです。木は土に働きかけて養分を吸収して根を培います。土は水のダムのように水の流れをさえぎります。水は火の燃えるのを消しとめます。火は金を熱して溶かします。金は木を切り倒し加工します。このような
五行の働きを尅(尅)と呼んでいます。
相生、
相尅の関係を、人間が生れた年、月、日、時に当てはめて、性格、兄弟姉妹の関係、夫婦の関係、仕事運、健康運、恋愛等を天地の
五行に当てはめて占うのが四柱推命です。※天の
五行が4個、地の
五行が4個で合計8個の
五行となります。