空亡は、「位があって禄なし」という意味があります。たとえば、甲子から癸酉にいたって十干の盡(つ)きる所となり、戌亥の十二支が余ります。この余った地支を
空亡と呼び、
空亡をとる方法は、生日の干支を基準にしています。
命式中にあれば、これを命式
空亡と呼び、年、月、日に廻り来るものを行運
空亡と呼んでいます。たとえば、生日が戌申とすれば、
空亡は寅卯となります。もし、年月時に寅、または卯があれば、これを
空亡するといいます。また、寅の年または卯の年がくれば、
空亡の年であるといいます。